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ナット (単位) : ウィキペディア日本語版
ナット (単位)
ナット(nat)〔IEC 80000-13:2008〕は、情報量単位である。natは"natural unit of information"(情報の自然単位)の略である。
ビット(またはシャノン)が2を底とする対数二進対数)を使用するのに対し、ナットは自然対数を使用する。"natural unit of information"(情報の自然単位)と呼ぶのはこのためである。
ボルツマン定数を1に正規化した自然単位系では、熱力学エントロピーの値はナットで測定できる。情報量を自然対数で書き表すと、
: H = - \sum_i p_i \ln p_i
となり、ナットによる数値を暗黙のうちに与えている。
1ナットは シャノン(Sh) ≈ 1.44 Sh、 ハートレー(Hart) ≈ 0.434 Hartに等しい。ここで、1.44や0.434という数値は、以下の関係から導出される。
:\left (2^x=e^1\Rightarrow x=\tfrac\right ),
:\left (10^x=e^1\Rightarrow x=\tfrac\right ).
1ナットは、起こる確率がの出来事が持つ情報量である。
==歴史==
アラン・チューリングは「ナチュラル・(natural ban)」と呼んでいた〔Hodges 1983, ''Alan Turing: The Enigma''〕。ブルトンとはに関連して「ニト(nit)」という言葉を使っていたが、後に最小記述長に関連して「ナット(nat)」に変更した。これは、輝度の単位として用いられていた「ニト(nit)」と紛らわしいためである〔Comley and Dowe, 2005 , sec. 11.4.1, p271 〕。他に、ネイピア数(''e'')を使用することから「ネピット(nepit)」とも呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナット (単位)」の詳細全文を読む



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